UPSを設置するぞー。

  同僚とUPS設置のためのケーブルとかセパレータとか○○とか購入のために電気街めぐり。この間は木工と鉄の町だったけど今度は電気。後は米とか布とかありますよ。テーラーとか銀、靴の街もあります。専門店は固まって並んでいるのです(注1)。

  必要なのはAWG8のConductor construction が165/0.254mm のアウトプットケーブル。これを15メートル。それからそれぞれの機器へのセパレータ、あと○○。これは私が日本語でわからず、彼が英語でわからず、「フランス語だと○○だ!」といわれたけどそもそもフランス語が私にわかるはずもなく、なんなんだろう。見た目はブレーカーです。てゆうかたぶんブレーカーです。
・・・そもそも電気のことなんか片っ端からテクニカルタームがわからんのです!10mm2が必要と仕様書がいってるんだから6mm2しかないならほかの店をあたろうか、とか、セパレータの容量は30Aでしか売ってない、とか話をしながら、心の中で「私の限界は高校3年の物理の電気の知識なんだ・・・」と言い訳しながらgoogle先生に何でも質問。でもgoogle先生もそんなにやさしくない。つうかMoEのネット環境はお休みが多い。実際物理の授業で電気やってたときは、土木なのになんで電気必要なんだ・・・とぶつぶついいながらやってましたが、いいですか、電気大事。専門が何だろうと、一般科の先生が教えてくれるのは、一般知識として必要なことです。ぶつぶつ言ってないで勉強しよう。国語もだよ!理系の皆さん国語苦手なのわかるけど、国語からは逃げられないの!

話がそれた。

  2件目の電気屋で、セパレータはともかくWater pumpを発見!やったー!こっちのほうがUPSのケーブル云々よりうれしい。いや、ケーブルは必要だけど。Water pumpは先に組み立てたKD濃縮器の冷却水循環に必要なので、でも揚程そんなに必要ないのでかなり安く買えそうだなーと思ってみていたら(注2)、ポンプも帰ってディレクターに買ってとねだろう、といわれる。うん、そうしよう。実際KD濃縮器の冷却部を見せたら、「水道水をかけ流せ」といわれたのだが、「水もったいないじゃん」と思う私に対して、電気代の高さから「電気もったいないじゃん」となるらしい。日本でも1年節電の中暮らしてきたが、カンボジアでさらに真剣に節電を考える。ただ、水道水の温度では冷却にならない(注3)のでポンプは買っていただきますけどね。ポリ容器に水をためてポンプでまわしながら時々氷を放り込むよ。そもそもロータリーエバポレータがほしいんだけど、2013年度の予算には組み込んでくれたけど(前述)、どうなるかしらね。KDで本当にうまくいかなかったら、プノンペン大学まで装置を借りに行って使わせてもらう!ねじこーむ。

あ、UPS設置の話になってない。設置までの道のりは配線とかいろいろ、まだしばらくありそうです。

注1 靴の街や銀の街はお土産を買いに観光客の姿もたまに見るが、電機の街や木工の街はかなりにマニアック。でも電気の街は楽しいね!
注2 やっと揚程とか、専門ぽいことになった。とはいっても計算とかしたわけでなくあんまり知識を役立ててはいない。
注3 ご想像のとおり水道水はあったかいです。日本の夏の校庭脇の水道水の温度だ。