休日、市場でつめ塗り

 本当に中の人は女なのか、という疑惑があった、からでもないけど、それっぽいネタを。でもまあ、中の人の性別は別に実際どうでもいいことだとおもってるんですけど。仕事には関係ないですよね。

お気に入りのコーヒーを飲みに行くのと一緒に、市場でつめを塗った。いわゆるネイルアートです。カンボジアでのつめ塗りは、初めてこの国にきた7年前からのお気に入り。日本に帰る前には必ず塗る。いや、日本ではやったことないんですど。やってくれるお姉さんによってスキルはいろいろだが、本当に7年の間にいろんな進化をしたような気がする。
たらいに両手と両足を突っ込んでしばらくまつ。足のお姉さんと、手のお姉さん、大体二人がかりで甘皮取りとかつめ磨きとか。クリームを塗ってふやけたつめ周りの皮をちっこいニッパーみたいなのできれいに取り除いていくので、言葉が伝わらないと切られすぎます。危険(注1)。

そのあと鑢をかけてライムをこすり付けて脱脂綿を巻いたへらでくるくる磨いておわり。で、ベースコートを塗って、好きな色やデザインを指定して塗って、書いて、トップコートを塗って、乾くまでパタパタ仰いだり話したり、まあ大体2時間弱。
今日の会話は「すろっくくまえかえにっくだう=カンボジアは今月が一番暑いのよ」「ぷりえんまおはうい=もうあめがふるよ」
好みの色や、やりたいことはほとんど伝わらなかったんだけど、もういいや、と思ってお任せで!にしたら、ゴールドに白い花の南国ネイルが出来上がった。そしたらそのお姉さんお勧めが気に入ったらしく、私の後にきたカンボジア人女子が同じデザインにしてた。わたしよりずっときれいな手で(注2)つめも良い形なのでさらに素敵デザインになってうらやましいぜ。

週明け、ラボで同僚に見せたら、いくらしたんだ?という。2.5ドルだよ(注3)、というと、自分で買って塗ればもっと安いのに、と。

・・・・ああ、どの国も、男ってやつはほんとにもう!!


注1 そもそもプサーでのつめ塗りは衛生面などいろいろあるとおもうので気にする人は街中専門店で。増えましたね。
注2 私の手、エンジニアの手なので。つめも伸ばせないし。でもお姉さん渾身のデザインを見せたいので出します。隣のきれいな手のカンボジア人女子に撮らせてもらえばよかったなあ。
注3 もちろん街中サロンではもっとするだろうかな?あくまでプサーの、私の行ってるとこ価格。ちなみに会話は先月のものです。もうすっかり雨が降る。毎日降ります。

注4 もうひとつの画像はほんとついでに、って感じなんですが、この国、冷たいものの結露すごいのに、コースターって出ないんだよな、紙のアンコールビアとかタイガービアのしか見ないんだよなあ・・・と前々から思っていて、なので暇人手仕事でコースター作製です。最近は腹ごなしに昼休みに一枚、が日課です。オルセー市場で束で2000R買った紐で、鉤針編みのコースター。大量に生産されている。
友人のカンボジア人女子に見せたら、彼女は編み物が出来るらしく、作り方を一生懸命聞いてくれました。コースター、流行らんかな。でも紙のアンコールビアのコースターもかわいいしね。