水シャワー

住んでいるアパートが、玄関を入ってキッチンのついた広いスペースと、階段を10段ほど上がった中二階、のような構成になっているのですが、おそらくこちらの人が十分家族で過ごせるサイズで、1階にも2階にもシャワーとトイレがついています(注1)。まあ、一人暮らしなので無駄っちゃ無駄。

 1階と2階のそれに違いはさほど有りませんが、2階のそれにはお湯製造機がついていて、お湯シャワーがでます。1階は水シャワーしかでません。学生のころの安旅では、そもそも宿にお湯シャワーがなくて水シャワー、というのをよくやりましたが、しばらく水シャワーの感覚を忘れてました。
 しかし、ほんとうにこの国はあつい。最近はだいぶ涼しくなったが、4月5月はカンボジア人の同僚も、あつすぎてばてているくらいあつかった。私が「あつい」と言う顔をして舌を出しているたびに(注2)、同僚に「今が一番暑い月だからしかたないよ」と言われた。みんな暑いのに慰めてくれてありがとうねえ。でも私が一番暑い!←カンボジア人の気遣い大無し。カンボジアの一番暑い季節を乗り切った今も、家にかえるのにさほど歩かないのに、この短い距離で、溶けるー!と思う。

というわけで、こちらでは水シャワー一辺倒です。お湯も出るけどぜんぜん使わず。そして思い出しました。水シャワーはとても気持ちがよいのですよ。はじめはプールの前のシャワーと同じで、ううう、となるのだけど、ちょっと慣れると水があったかいんだー(注3)。あっという間に水の温度に体が慣れるんですねえ、すごい不思議。
しかも出た後は、なんか表面は冷たいのに体の心からほかほか温度が上がってくる感覚がまたおもしろい。

日本でも、最近は相当暑いと聞きました。梅雨も明けたということだし、真夏に一度試してみてください。水シャワー。よし、季節感のあることを書いたぞ。

注1 よっぽどのところを借りないと湯船はありません。ホテルで中程度くらいからあるとこがあるけど。
注2 犬ではないので舌を出しても涼しくなりません。でもでも本当にそんな気分になるくらいあつかった・・・。朝8時からの気温の上昇具合がすごい。その上昇を避けるため7時台に出勤!が賢いやり方。
注3 物理的にあったかい可能性もある。とくに途中から生ぬるい水が出てくるような感覚が本当に有ります。おそらく途中から日光で温められた水が出てきているのかと。沖縄では夏場、屋根の上の水タンクにたまっているのは熱湯で浴びれないそうな。
注4 画像はうちの温水シャワーつくり器。ホテルでも、新しいところやいいところ(にはほとんど泊まったことないけど)では集中管理でお湯が出ますが、ゲストハウスとかだと、こんな写真のがついてるところもおおいかと。まあ、うちでは活用されないんですけどね、たまにちゃんと動くか確認します。お湯がでます(当たり前)。