風邪をひいています。

風邪をひいています(2回目)

私の食べているものの記事を見てもらってもわかるとおり胃腸はたいへん強いです。内臓はたぶん強いんだけど、小さな時からよく熱を出す子供でした。熱を出しても内臓は強いのでご飯は食べるし、平熱も高いので人から見るとびっくりするような熱が出ていても、そんなにつらくはなかったりする。その結果、かなりの高熱でも自分であんまり気がつかずに動いてしまう人に成長。

一昨日、なんかのどが痛い・・・?と思ったが、扇風機をつけっぱなしで扇風機にむけてぽかんと口をあけうたた寝をしたせいだろう、と思い(口が渇いてのどが痛くなるね)、そのままお呼ばれの夕ご飯と夜遊びに。翌朝、なんか頭が重い?痛い?と思ったが軽い宿酔いだろうか、とそのまま普通に暮らす。夕方リバーサイドに散歩に出て、鼻水がやたらでるなあ、と鼻をすすりながら散歩し、ナイトマーケットで揚げ物など食べ、帰り道になんか膝が痛いような気がするんだけどな・・・?歩きすぎか、とおもって自宅に戻り、冷たいソファーがなんでこんなに気持ちいいんだ・・・?と言うところでやっと気づく。風邪だ。風邪をひいていてたぶん発熱しているんだ!と。

カンボジアは一日暑いので、悪寒もあったのかもしれないが汗をかいているのか冷や汗をかいているのかわからず。いろんな偶然と面倒くさがりが重なって自分が風邪をひいていることに2日間も気づかないってどういうこと。大丈夫かわたし。まあ風邪だからよかったようなもののこれがインフルエンザだったら周りの人に大迷惑、と思ったがカンボジアにはインフルエンザないね。

さて、風邪をひいたので薬を飲みます。そこでカンボジアの医療事情。カンボジアには医療保険の仕組みがありませんので病院にかかるととってもお金がかかります。一日入院でもしようものなら現地の人の平均月収くらいとんだりします。そんなわけで人々はあまり医者にかからない。そのかわり?薬局がたくさんあります。ちょっとおなかが痛い、胃の調子が悪いような気がする、のどの痛みがある、咳が出る、こんな諸症状がでるとみんななじみの薬局に行き、タイ製やベトナム製、諸外国からの輸入の薬をかう。同僚もこの胃薬はおいしいよ、とか言いながらすごい甘いシロップのようなものを飲んでいた。

アメリカ製の塗り薬、日本ではあり得ない量の有効成分(日本の薬事法をおおきく逸脱)が入っていたり、タイ製の風邪薬、そもそも用法用量が読めなかったり。風邪だ!と言ったらすごく薬をこれだあれだと進めてくれようとしたが、薬には飲み合わせがあるからね、あれもこれもじゃないの。

というわけで今回はおとなしく日本製、飲み慣れた風邪薬を飲みました。ここで人体実験をしてみるほどの話でもないし、飲み慣れたものを飲んでいる、というプラシーボ効果も狙う。瓶には、のどの痛み、関節痛、発熱、悪寒、鼻水、と風邪の諸症状に効くと書いてある。症状全部出てるってのにどうして気づかないかなー。海外での健康管理に大事なのは、無理をしない、の前に、まず体調変化に気づくことね。

皆さんも夏風邪にご注意!